雪崩情報

更新日時: 2019/01/18 04:55

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

昨夕から始まった新たな降雪によるストームスラブが形成されています。斜度が急激に変化するような場所からの誘発に注意してください。強い西から北西寄りの風により風下斜面の稜線、支尾根直下の急斜面にはウインドスラブが形成されている疑いがあり誘発に注意が必要です。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」の存在に注意してください。低い標高帯では沢への転落にも注意が必要です。気象庁は今後もさらなる降雪がある予報を出しています。降雪量や気象の変化に注意して行動してください

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(18日)、西寄りの急斜面で人的誘発により複数の小さな面発生雪崩が観察された。また日中、南寄りの急斜面で複数の湿雪点発生雪崩の報告があった。

積雪


17日の降雪の層と旧雪の間に結合の弱い層があることが報告されている。南寄りの急斜面では昨日の日射の影響によりクラストが形成されており、これらの上に昨夕から始まった荒天の降雪が載っているため、結合に注意が必要。

天候


4時現在、アメダス藤原での過去12時間の降雪が21㎝。気象庁の発表では、冬型の気圧配置となる見込み。このため、山地を中心に雪が降り、今後の24時間で多いところで30cmの降雪予報を出している。

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