白馬 Hakuba

210314 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Low
森林限界 Treeline Fair
森林帯 Below Treeline Fair

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ウインドスラブ Wind slab

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

森林帯は上部のみ。

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

全層雪崩 Glide slab

既にグライドクラックの入った斜面および落ち残りの雪ブロックに警戒

概要

雪崩 Avalanche

昨日(3月13日)は、森林帯上部から森林限界付近にかけての北側斜面を中心に、size 1-1.5のストームスラブの雪崩が、自然発生および人的誘発で多数、観察されました。また、森林限界付近の北側斜面でワッフ音も報告されています。

積雪 Snowpack

昨日(3月13日)の降雨は麓では昼頃に収まり、その後、ゆっくりと天気は回復しました。昨日の時点で森林限界付近で30cm程度の新雪が観察されており、旧雪との結合状態が悪く、多数の雪崩を発生させています。その後、冬型に移行し、標高の高いところでは北西の暴風が吹きました。

天候 Weather

気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり、昼過ぎから晴れ、所により、昼過ぎまで雪か雨、最高気温11℃(標高418m)を予報しています。アメダス白馬(標高703m)にて気温2.5℃(5時現在)です。夜間を通してプラスの気温となっています。

行動への助言

特定の標高帯と方位で危険度の高い日です。北西の風で移動した雪が堆積する、森林限界付近の北から東寄りの斜面で十分に警戒してください。昨日、多数の雪崩を発生させた不安定性が解消方向にあったとしても、その上には夜間の風雪でウインドスラブが形成しており、雪崩のポテンシャルは高いままにあります。また、標高の高い風の影響の強いところでは、以前の硬い斜面が露出しているでしょうから、滑落等にも警戒してください。一方、標高が低い場所では、高い気温と降雨が継続しており、全層雪崩の危険があります。ツアーにおいて、谷筋に入った際は、自分の上方の斜面に、常に注意を払ってください。天気はゆっくり回復傾向です。良い一日を。