妙高 Myoko

210319 06:00

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Good
森林限界 Treeline Good 日中の昇温と日射の影響に留意
森林帯 Below Treeline Good 日中の昇温と日射の影響に注意

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

湿雪点発生雪崩 Wet Loose snow

日中の昇温と日射の影響の強い急斜面に留意

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

全層雪崩 Glide slab

概要

雪崩 Avalanche

昨日(3月18日)は標高の低いところで、size 1の濡れた雪による点発生雪崩が観察されました。

積雪 Snowpack

全標高帯で積雪表層は硬く凍結しており、標高が低いところにおいては、日中の昇温や日射の影響で緩むという春のサイクルとなっています。本日は前日と同程度の昇温の予報が出ていますが、風が収まっていますので、より昇温と日射の影響が強く雪面に出ると考えてください。

天候 Weather

気象庁は新潟県上越地方に対し、南の風、日中、北の風、くもり、昼過ぎから、晴れ、最高気温11℃(標高13m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-3℃(5時現在)です。

行動への助言

春の一日です。朝は硬く凍結していた雪面が、日中の昇温と日射の影響で緩み、時間帯と標高帯を選べば、快適なざらめ雪の滑走ができます。ただし、雪面の融解が進むと、濡れた雪の点発生雪崩が急斜面で発生し始めます。この雪崩は、小さくともとても重い雪で構成されるため、簡単に足元をすくいます。もし、斜面下方に崖や樹木など「地形の罠」があれば、怪我や重大な結末となりえますので注意してください。また、森林帯では特に、極端な地形にある落ち残りの雪ブロックに警戒してください。谷筋に入った際などは、常に自分の上方に注意を払い、そのような場所の下で滞留をしないように。雪崩危険度の低い日ですが、地形に合わせたグループマネジメントを忘れずに。日々、そうした行動を習慣化させることが、万が一のときの事故を小さくしていきます。良い一日を。