雪崩情報

更新日時: 2022/03/07 06:00

妙高


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

危険な雪崩コンディションです。慎重なルート設定と保守的な意思決定が必要な日です。標高を上げる方は、まとまった降雪と旧雪面の結合状態は良くないを前提として、その状態を確認するようにしてください。日射の影響の強い南面した大きな急斜面はおすすめできません。地形を上手に使ったグループマネジメントで安全な一日を。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(6日)は荒天のため、山岳エリアでの雪崩発生の報告は入っていません。

積雪


5日午後からの荒天の雪が、前日までの昇温や日射で形成した融解凍結クラスト、標高が低いところでは、濡れたざらめ雪の上に載っています。標高帯が低い場所では、その境界面の結合は悪くないようですが、標高をやや上げた場所の状態は、不明です。しかし、隣接する白馬山域の状態から考えると、十分な結合強度を持っていない可能性が高いと考えることができます。

天候


気象庁は、新潟県上越地方に対し、西の風、はじめやや強く、くもり、最高気温6℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310m)にて気温-8℃(5時現在)、過去24時間で82 cmの降雪となっています。

一覧に戻る

Donation -寄付-

日本雪崩ネットワークは様々な情報を提供するために、日々活動しております。今後も持続し続けて行くためにも皆様のご協力が必要です。