雪崩情報

白馬

2019/02/01 06:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(1月31日)は、朝から始まった降雪によるサイズ1の点発生雪崩がスキーカットで複数発生していることが報告されています。

積雪

以前の荒天の雪は落ち着き、そこに昨日からの降雪(10-15cm)が載っています。森林限界から上部ではとても強い西風が吹いており、激しく雪を移動させています。

天候

標高1250mにて、過去12時間で7cmの降雪がありました。白馬山麓(標高700m)にて、気温-5.7℃(6時現在)です。気象庁な長野県北部に対し、北の風、くもり、昼過ぎから晴れ、所により雪、最高気温1℃(標高400m)を予報しています。

行動と地形の助言

危険な雪崩コンディションです。昨日からの降雪量は少ないものの、強い西風によってウインドスラブが形成しています。稜線や支尾根直下だけでなく、そこから少し標高を下げた位置に形成しているスラブに警戒してください。孤立した地形や凸状地形を避け、風の影響のないシンプルな斜面を探してください。小さい雪崩でも重大な結末となる「地形の罠」が斜面の下方にないか確認するように。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。