雪崩情報
妙高
2022/03/28 06:00
雪崩危険度と傾向

標高帯 | 信頼度 | コメント |
---|---|---|
アルパイン | Good | |
森林限界 | Good | |
森林帯 | Good |
留意すべき雪崩
全層雪崩 Glide slab





















概要
雪崩
昨日(27日)は濡れた雪によるサイズ1の点発生雪崩が報告されています。
積雪
すべての標高帯で春の融解凍結サイクルに入っています。前日の降雨の影響で、積雪表層は十分に濡れたものとなっており、標高の低いところでは夜間を通してプラスの気温が続いていますので、グライドクラックや落ち残り雪ブロックの状態は良くありません。
天候
気象庁は、新潟県上越地方に対し、西の風、くもり、時々、晴れ、朝まで雨、最高気温11℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310m)にて気温0℃(5時現在)です。
行動と地形の助言
一時的な寒気の流れ込みと西風の影響もあり、標高の高いところの雪面は硬く凍結しています。登山・滑走、問わず、滑落に十分注意してください。それが多少緩む午後には、快適な春のザラメ雪の滑走が楽しめるはずです。一方、標高の低いところの雪の状態は良くありません。本日、十分な日射や昇温にならなかったとしても、グライドクラックや雪ブロックは不安定な状態にあると考えてください。特にツアー後半に谷筋に入るルート設定の場合、自分の上方がどのようになっているか、常に考えるようにしてください。天気は良くなっていく方向です。安全な一日を。