雪崩情報
妙高
2022/03/31 06:00
雪崩危険度と傾向

標高帯 | 信頼度 | コメント |
---|---|---|
アルパイン | Fair | 降雨の開始に注意 |
森林限界 | Fair | 降雨の開始に注意 |
森林帯 | Fair | 降雨の開始に警戒 |
留意すべき雪崩
全層雪崩 Glide slab
























概要
雪崩
昨日(30日)は新しい雪崩は報告されていません。
積雪
昨日(30日)の昇温と強い日射の影響で積雪表層は十分に濡れたものとなりました。標高が高いところでも、今朝までプラスの気温となっており、融雪が進んでいます。積雪の強度は落ちていますので、今後の降雨の状態に注意してください。
天候
気象庁は、新潟県上越地方に対し、南の風、後、北の風、雨、昼過ぎから、時々、くもり、最高気温10℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310m)にて気温4℃(5時現在)です。
行動と地形の助言
降雨と共に積雪の強度は一層低下しますので、グライドクラックの入った斜面には近づかない、入らないようにしてください。降雨が終わったとしても、積雪内では融解水が流れていますので、時間経過してから全層雪崩が出ることはしばしばあります。沢割れが進み、スノーブリッジも弱くなっていますので、踏み抜きにも警戒してください。雨で洗われた雪面は、強い日射によってストップスノーになった状態よりも、滑りやすいものです。地形を選ぶことで安全にそのような滑走ができるでしょう。