白馬 Hakuba

190203 06:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Fair
森林限界 Treeline Fair
森林帯 Below Treeline Fair

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩 Avalanche

昨日(2日)は、サイズ2の自然発生、あるいはサイズ1-1.5の人的誘発による雪崩が多数観察されました。いずれも形成間もないウインドスラブです。また、その標高帯は、アルパインから森林帯上部まで幅のある標高帯で観察されており、いずれも強い西風を受けた東寄りの斜面となっています。

積雪 Snowpack

昨日(2日)、多数の雪崩を発生させた不安定性は、以前の雪の上に雲粒なしの新雪があり、その上に密度のあるウインドスラブが載ったことによるものです。この不安定性の解消には数日を要するのが一般的です。

天候 Weather

気象庁は長野県北部に対し、南の風、晴れ、後、くもり、夜、雨、最高気温9℃(標高400m)を予報しています。過去12時間で新たな降雪はありません。白馬山麓(標高700m)にて気温-10.1℃(6時現在)です。

行動への助言

特定の地形で雪崩コンディションが高い日です。昨日、敏感な反応を見せたウインドスラブの不安定性は、本日も継続していると考えてください。強い西風で雪が移動し堆積する場所、孤立した地形、支尾根側面、凸状地形、積雪を支えにくい地形形状・・・このような要素が複数組み合わさったところは、特に危険度が高くなります。ノートラックだからといって、何も考えずに飛び込まないように。小さい雪崩でも重大な被害をもたらす「地形の罠」が、斜面の先にないか考えてください。雪崩走路の中にある立木(ブッシュも)は、致命傷をおわすだけでなく、埋没後の窒息を早める原因にもなっています。天気はゆっくり下り坂です。良い一日を。