雪崩情報

白馬

2019/02/08 06:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low
森林限界 Fair
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩

昨日(7日)は山に入る人が少なかったこともあり、真新しい雪崩の発生報告は入っていません。

積雪

昨日(7日)、標高が低い地域では午後に降雨が始まり、夜には雪へと変わりました。森林帯上部にて、昨晩からの降雪は10-15cm程度で、標高が高いところでは西寄りの風の影響をやや受けながら堆積しています。

天候

標高1250m付近にて過去12時間で10cm程度の降雪がありました。白馬山麓(標高700m)にて気温-5℃(6時現在)です。気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり、最高気温1℃(標高400m)を予報しています。

行動と地形の助言

特定の地形で雪崩コンディションが高い日です。昨晩からの降雪で形成しているストームスラブに注意してください。現在、どのようなタイプの雪崩の危険が存在するにせよ、「斜度を落とす」は最も効果的な安全戦略です。小さい雪崩でも重大な結末を招く「地形の罠」が、滑りたい斜面の先にないか考えてください。また、森林帯では昨晩の降雪が、以前の降雨で形成したクラックや沢底のトラップなどを隠している可能性を忘れないように。

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