雪崩情報

白馬

2019/02/12 06:00

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界 Fair
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩

昨日(11日)は真新しい雪崩の観察報告はありませんでした。

積雪

昨日午後から低気圧の通過に伴う降雪があり、今朝までに15cm程度の降雪量となりました。低気圧の通過後、冬型となり、標高の高い場所では強い西風に曝されています。

天候

森林帯上部にて過去12時間で15cmの降雪がありました。また、白馬山麓(標高700m)にて気温-3.1℃(5時現在)です。気象庁は長野県北部に対し、北の風、雪、昼前からくもり、最高気温3℃(標高400m)を予報しています。

行動と地形の助言

特定の地形で雪崩コンディションが高い日です。昨日午後からの降雪が西風で移動し、形成しているウインドスラブに警戒してください。稜線直下や支尾根の側面、孤立あるいは凸状地形など、周囲に比べ、積雪が不安定になりやすい場所に形成しているスラブを避けるようにしてください。また、小さい雪崩でも重大な結末をもたらす「地形の罠」が斜面の先にないか考えてください。風の影響の弱い場所では雪は良いコンディションにあります。シンプルな地形を探してください。天候は回復傾向です。良い一日を。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。