雪崩情報

白馬

2019/02/14 06:00

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界 Fair
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(13日)は、標高2000m付近にて、スキーカットによってサイズ1の面発生雪崩の報告があります。

積雪

森林限界から上部では雲が掛かり、数日間、弱い降雪が続いています。この降雪は北西の風の影響を受けており、ソフトなスラブを形成しています。一方、森林限界から下方では風の影響も少なく、沈降もゆっくりと進んでいます。顕著な脆弱性は報告されていません。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり、昼過ぎから時々、晴れ、最高気温1℃(標高400m)を予報しています。白馬山麓(標高700m)にて気温-5.1℃(5時現在)、昨晩からの降雪はありません。

行動と地形の助言

特定の地形で雪崩コンディションが高い日です。標高を上げる方は稜線や支尾根側面、あるいは凸状地形や下支えのない孤立した地形に形成したウインドスラブに注意してください。また、小さい雪崩でも被害を大きくする「地形の罠」が斜面の下方にないか確認するように。天気は回復傾向にあります。余裕のあるスピードでの滑走で、良い一日を。

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