雪崩情報

更新日時: 2024/02/13 06:00

妙高


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Good 昇温と日射の影響に警戒


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

全体状況は改善していますが、標高の高いところほど、風の影響が強く、ウインドスラブの形成に注意が必要です。また、最近の降雪内にある不安定性は完全には解消していませんので、地形をよく観察し、「地形の罠」のないシンプルな斜面を選んでください。日射と昇温の影響の強い、標高の低い南に面した急斜面では、日中の雪の変化に注意を。濡れた雪によるスノーボールが発生し始めたら危険な兆候です。自分の上方にある斜面に注意を向けてください。素晴らしい天気になる日です。日焼け止めと多めの水分を持って出かけましょう。良い一日を。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

孤立した地形や支尾根の側面に形成したスラブに警戒を

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(12日)は新しい雪崩は報告されていません。隣接する白馬山域のアルパインエリアでは、ウインドスラブによる雪崩が複数、報告されています。

積雪


過去数日の降雪による新雪は、焼結・沈降してきていることが報告されています。限定的な観察ながら、新雪と旧雪の結合状態には大きな問題は見つかっていません。アルパインエリアの情報が不足していますが、近接する白馬の状況から、ウインドスラブへの警戒が必要な状況です。

天候


気象庁は新潟県上越地方に対し、南の風、日中、西の風、晴れ、日中の最高気温12 ℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310 m)にて気温-3 ℃(4時45分現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

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