雪崩情報

更新日時: 2020/01/08 06:37

かぐら谷川武尊


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

高い標高帯では北西寄りの強風の影響をうけた風下の稜線、支尾根直下の極端な急斜面に形成されているウインドスラブの結合に留意してください。低い標高帯では降雨と気温の影響を受けやすい積雪の薄い極端な急斜面からの全層雪崩に注意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。低い標高帯では藪が露出して滑走は困難です。沢への転落にも注意してください。気象庁は寒冷前線が通過する予報を出しています。気象の変化に注意して行動してください。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

降雨と昇温の影響に注意

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

極端な急斜面の不安定性に留意

概要

雪崩


昨日(7日)、新しい雪崩の報告は無い。

積雪


最近の荒天による降雪は標高1800m付近で150cm程。アルパインエリアの稜線は雪が飛ばされ風下の稜線、支尾根直下にウインドスラブが形成されており、場所によっては結合が良くない。森林限界以下では、藪や沢が露出している。

天候


6時現在、藤原の標高800m付近での新たな降雪は2cm程。現在も雪が降っている。気象庁は、寒冷前線が昼前に通過し、その後、次第に冬型の気圧配置となるため、曇り昼前は一時雨で、山地では夜遅くは雪の降る所がある予報を出している。

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