雪崩情報

更新日時: 2020/01/16 04:21

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

降雪量が多くなる高い標高帯では、急斜面に形成されている新たなストームスラブの存在に注意してください。開けた、斜度が急に変化するような場所での誘発に注意が必要です。積雪が少ないため、発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。低い標高帯では藪や沢が露出して滑走は困難です。降雪が続いています。降雪量の変化や風の影響に注意して行動してください。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

降雪量の多い高い標高帯は注意が必要

概要

雪崩


昨日(15日)、新しい雪崩の報告はないが、視界が悪かったため限定的な観察。

積雪


かぐらエリアの標高1800m以上で表面霜が観察されており、14日の降雪で埋没した。北寄りの斜面では新たな積雪との結合に注意が必要。11日に埋没した表面霜は球形化が始まっているが今後の積雪量の増加に注意が必要。低い標高帯では藪も濃く、沢が露出している。

天候


4時現在、アメダス藤原での過去24時間降雪は9cm。現在も降雪が続いている。気象庁の発表では、高気圧に覆われるが、気圧の谷や寒気の影響を受けるため、曇り昼前まで時々晴れで、山地では朝まで雪の降る所がある予報を出している。

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