雪崩情報

更新日時: 2020/01/21 04:49

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Low


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

明け方からの北西風を伴った降雪により、急斜面にはストームスラブが形成されている見込みです。斜面が急激に落ち込む様な場所からの誘発に注意してください。また、風下の稜線、支尾根直下の急斜面に形成されている新たなウインドスラブの誘発にも注意してください。積雪が少ないため、発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。低い標高帯では藪や沢が露出して滑走は困難です。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(20日)、新たな雪崩の報告は無いが、視界が悪かったため観察もできていない

積雪


明け方からの強い北西の風を伴った降雪により、急斜面にはストームスラブが形成され、また風下の稜線、支尾根直下に新たなウインドスラブが形成されている見込み。昨日の低密度の積雪との境界面の結合に注意が必要。低い標高帯では藪も濃く、沢が露出している。

天候


4時現在、アメダス藤原での過去12時間の新たな降雪は3cm。現在も降雪は続いている。気象庁の発表では、冬型の気圧配置が次第に緩み、移動性の高気圧に覆われ、気圧の谷や寒気の影響を受けるため曇りで明け方から朝は雪となるが、次第に晴れる予報を出している。

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