白馬 Hakuba

200121 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Good
森林限界 Treeline Fair
森林帯 Below Treeline Fair 限定的な場所において

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ウインドスラブ Wind slab

森林帯は上部のみ

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

森林帯は上部のみ

概要

雪崩 Avalanche

昨日(20日)は森林帯上部および森林限界付近にて、スキーカットによるストームスラブ(サイズ1)の雪崩が複数、観察報告されています。雪崩は旧雪と新雪の境界面から発生していました。

積雪 Snowpack

森林限界付近では、過去2日で50 cm程度の降雪となっており、それが風で叩かれた硬い雪面や、日射で形成したクラストの上に載っています。この新雪と旧雪の境界面は、昨日の時点では、まだ十分に結合しておらず、人的な刺激で雪崩を発生させています。また、森林帯上部から森林限界付近の限られた標高帯で形成し、荒天の雪で埋もれた表面霜については、局所に存在するため、判断に必要な十分な情報が得られておらず、不確実性が高い状態です。

天候 Weather

気象庁は長野県北部に対し、北の風、雪、昼過ぎから、くもり、最高気温5℃(標高400 m)を予報しています。白馬山麓(標高700 m)にて気温-1.5℃(5時現在)です。標高1,300 m付近にて未明から10 cm程度の降雪がありました。

行動への助言

危険な雪崩コンディションです。最近の降雪が風で動き形成したウインドスラブに警戒してください。シール登行をしながら、ストックのグリップ側を雪に刺したり、ラッセルの深さを感じる、あるいは雪面の状態をよく観察することで、表層の雪の変化に注意を払うことは危険に気づく上で大切です。地形が積雪を支えにくい孤立した地形や、斜面に下部に「地形の罠」がある斜面を避け、斜面変化がなめらかなシンプルな地形を探してください。