雪崩情報

更新日時: 2020/01/30 05:43

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Low 1600m以下の降雨の影響に注意


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高1600m以下では雨の影響に注意してください。グライドクラックが開いている場所や積雪の薄い場所からの全層雪崩に注意が必要です。標高の高い場所では急斜面でのストームスラブの存在に注意してください。積雪が少ないため、発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。自分の下部の地形にも注意してください。冬型になる予報が出ています。気象の変化に注意して行動してください。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

1600m以下の降雨の影響に注意

概要

雪崩


昨日(29日)、標高1600-2000m付近の極端な急斜面で多数の湿雪点発生雪崩サイズ1を観察した報告があった。

積雪


低い標高では、昨日の降雨の影響で積雪は濡れ強度を失っている見込み。標高1500m以上からみぞれが観察され、武尊エリアの1580m地点で過去24時間に8cmの降雪があった。高い標高帯では降雨の影響を受けた場所は硬く凍結している可能性がある。

天候


5時現在、アメダス藤原での過去24時間の降雨量は27.5mm。夜間の冷え込みも弱い。気象庁の発表では、次第に冬型の気圧配置となるが気圧の谷の影響により、晴れ昼過ぎから曇りで雪の降る所がある予報を出している。

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