雪崩情報

更新日時: 2020/02/04 04:43

かぐら谷川武尊


アルパイン Low 今後の降雪量の変化に注意


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

強い西風を伴った降雪の影響により、標高の高い場所の稜線や支尾根直下の急斜面には新たなウインドスラブが形成されている見込みです。斜度が急激に変化するような場所での誘発に注意してください。積雪が少ないため、発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。日中晴れた際は、南寄りの大きな急斜面からの日射の影響による湿雪点発生雪崩の可能性にも留意してください。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(3日)、アルパインエリアの急斜面でウインドスラブ、サイズ1.5の自然発生雪崩。南向きの極端な急斜面で湿雪点発生雪崩等の報告があった。

積雪


昨日、積雪は沈降が進み結合した。その上に昨夕から始まった強い西風の影響を受けた降雪が新たに10-20cm程載っている見込み。低い標高では雨。風の影響を受けやすい場所では吹き払われ、風下の稜線、支尾根直下にウインドスラブを形成している。

天候


4時現在、アメダス藤原での過去12時間の降雪は4cm。気象庁の発表では、冬型の気圧配置となるため、曇り昼前から晴れで、山地では朝まで雪の降る所がある予報を出している。

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