雪崩情報
雪崩情報の使い方妙高 Myoko
200226 06:00
雪崩危険度と傾向









標高帯 | 信頼度 | コメント |
---|---|---|
アルパイン Alpine | Fair | |
森林限界 Treeline | Fair | |
森林帯 Below Treeline | Fair |
留意すべき雪崩 Avalanche Problem
ストームスラブ Storm slab





































概要
雪崩 Avalanche
昨日(25日)は真新しい雪崩の観察報告は入っていません。
積雪 Snowpack
標高が低いところでは濡れた、標高が高いところでは融解凍結した層に、昨日午後からの降雪が載っています。夜間を通して風は弱い状態にありました。
天候 Weather
気象庁は新潟県上越地方に対し、北の風、くもり、雨か雪、朝霞から昼過ぎ、くもり、最高気温8℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310 m)にて気温-1℃(5時現在)、過去12時間で16 cmの降雪がありました。
行動への助言
新たな降雪による柔らかいスラブによる危険があります。ラッセルし、歩いている感覚ではスラブを感じにくいかも知れませんが、警戒を緩めないようにしてください。そして、発生する雪崩が小さくとも、深い沢や斜面の先に崖や障害物(樹林や岩など)がある「地形の罠」があれば、致命的な状況となります。孤立した凸状地形や狭いシュートなどは避けるように。そして、安全な場所で待機する、一人ずつ滑走するなどの原則的な行動様式を大切にしてください。