白馬 Hakuba

200228 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Fair 北の山域でより警戒
森林限界 Treeline Fair 北の山域でより警戒
森林帯 Below Treeline Fair 北の山域でより注意

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

降雪量の多かった北の山域でより警戒

概要

雪崩 Avalanche

昨日(27日)は森林帯にてスキーカットによるサイズ1のストームスラブの雪崩、あるいはサイズ1の点発生雪崩が複数観察されています。

積雪 Snowpack

25日の低気圧通過に伴う降雪で形成された弱層は、昨日(27日)の時点で、森林帯においても、まだ十分に強度を上げていないことが観察されています。そこに白馬の谷の北を中心に、まとまった降雪が載っているため、潜在的に規模の大きな雪崩が発生しうる状態が継続しています。

天候 Weather

気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり、昼前から昼過ぎ、晴れ、最高気温5℃(標高400 m)を予報しています。白馬山麓(標高700 m)にて気温-3.9℃(5時現在)です。標高1300 m付近にて、過去12時間で新たな降雪はほぼ確認されていませんが、白馬の谷の北側では、26日夕方~27日夕方までの24時間で50 cm程度の降雪となっています。

行動への助言

危険な雪崩コンディションです。天気が回復し、日差しが入り始めると気分は高揚してくるものです。それに惑わされてはいけない日です。一見、雪は安定しているように見えるかも知れませんが、きちんと追跡されている危険な弱層が積雪内に存在しており、まだ、人の刺激で雪崩を発生させうる状態にあります。凸状あるいは孤立した地形、急峻な漏斗状地形などは避けるようにしてください。また、斜面の先に「地形の罠」がないかも大事です。「この地形は潜在的にどの程度の規模の雪崩を発生させうるか?」と考えてください。大きな斜面では表層が薄く雪崩れただけで簡単に人を死に至らしめる規模の雪崩となりえます。慎重なルート選択と保守的な意思決定、そして原則的な行動様式を大切に。寒気が入っており、雪は良い状態です。風の影響の小さい、シンプルな地形で、斜度を落としても十分楽しめるはずです。良い一日を。