かぐら谷川武尊 Kagura Tanigawa Hotaka

200229 05:54

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Low
森林限界 Treeline Low
森林帯 Below Treeline Fair

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ウインドスラブ Wind slab

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩 Avalanche

昨日(28日)、標高1500m付近、北向きの極端な急斜面でシューティングクラックの観察があった。

積雪 Snowpack

標高1300m付近では25日の昇温と降雨の影響により形成されたクラスト上に、26日からの強い北西風を伴った荒天による降雪が50cm程、1900m付近では80cm程載っている。この降雪内に結合の弱い層があり面発生雪崩を誘発していた。この新たな降雪は沈降が進み結合が進んできているが、高い標高帯では結合の進行が遅い見込み。25日の降雨と昇温の影響を受けた標高帯では、新たな降雪との境界面に強い温度勾配が観察されているため、今後の再結晶化による結合の低下に留意。

天候 Weather

5時現在、アメダス藤原での新たな降雪はない。気象庁は、高気圧に覆われるが気圧の谷や低気圧の影響により、晴れで朝晩は曇りの予報を出している。

行動への助言

標高の高い場所では、風下の稜線、支尾根直下の急斜面に形成されているウインドスラブや、開けた急斜面に形成されているストームスラブに残る不安定性に注意してください。斜度が急激に変化するような場所からの誘発に注意が必要です。低い標高帯では沢が露出し、グライドクラックが隠されています。転落にも注意してください。日中、晴れる予報です。南寄りの大きな急斜面からの湿雪点発生雪崩の可能性にも留意してください。