雪崩情報
雪崩情報の使い方妙高 Myoko
200310 06:00
雪崩危険度と傾向









標高帯 | 信頼度 | コメント |
---|---|---|
アルパイン Alpine | Fair | 今後の降雨に留意 |
森林限界 Treeline | Fair | 今後の降雨に留意 |
森林帯 Below Treeline | Fair | 今後の降雨に注意 |
留意すべき雪崩 Avalanche Problem
全層雪崩 Glide slab





























今後の降雨状況に注意
留意すべき雪崩 Avalanche Problem
湿雪点発生雪崩 Wet Loose snow





























今後の降雨状況に留意
概要
雪崩 Avalanche
昨日(9日)は、日射と昇温の影響を強く受ける斜面で多数の濡れた雪の点発生雪崩(サイズ1)が観察されました。また、標高1000 m、南東斜面にて、全層雪崩(サイズ2)も報告されています。
積雪 Snowpack
連日の高い気温で標高が低いところでは融雪が進んでいます。標高の高い北側を除いて、積雪表層は融解と凍結を繰り返す春のコンディションとなっています。
天候 Weather
気象庁は新潟県上越地方に対し、南の風、後、西の風やや強く、くもり、時々、雨、最高気温17℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310 m)にて気温3℃(5時現在)です。
行動への助言
全層雪崩に十分に警戒してください。既に雪シワやグライドクラックが入った斜面から距離を取り、その下方に入るようなルートは避けてください。また、既に全層雪崩が出た斜面であっても、落ち残りの雪ブロックの崩落に警戒してください。それはとても重いため、小さいブロックでも簡単に大怪我となります。天気は明日に向けて明瞭に下り坂です。それを考慮した行動計画を。