白馬 Hakuba

200321 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Fair
森林限界 Treeline Fair
森林帯 Below Treeline Fair 日中の大幅な昇温に留意

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ウインドスラブ Wind slab

森林帯は上部のみ

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩 Avalanche

昨日(29日)はスキーカットで点発生雪崩(サイズ1)が観察されました。これは未明から降り始めた雪によるものです。また、シューティングクラックも多数、報告されました。

積雪 Snowpack

20日未明からの降雪は、森林限界付近にて、午後には30 cm程度となり、極めて強い西風により、スラブが形成しました。真新しいスラブは孤立した地形などではシューティングクラックが入り、不安定な状態となっていました。

天候 Weather

気象庁は長野県北部に対し、南の風、晴れ、最高気温17℃(標高400 m)を予報しています。白馬山麓(標高700 m)にて気温-2.9℃(5時現在)、標高1300 m付近にて過去24時間で15 cmほどの降雪がありました。

行動への助言

昨日の降雪で形成したウインドスラブに警戒してください。周囲の斜面を観察し、真新しい雪崩の跡がないか探してみてください。もし、真新しい雪崩の破断面があれば、それと同じような標高や方位においては、まだ雪は不安定である可能性が高い、と考えることが大切です。強い風によって、以前の融解凍結層が露出しているところ、ウインドスラブが形成しているところ、風の影響が弱く密度の高い新雪が溜まっているところと多様なコンディションです。安全に滑走できる斜面のすぐ脇にウインドスラブがあるような日です。地形とラインを上手に選び、セイフティな滑走をお願いします。また、斜面内に樹木がある場所は「地形の罠」です。今シーズン、既に数件、そのような場所で、小さい雪崩にも関わらず重傷を負う事故が発生しています。もし、雪崩が発生したら?と考えてみてください。安全な地形を使ったグループマネジメントで、良い一日を。