雪崩情報

更新日時: 2025/03/28 06:30

妙高


アルパイン Fair 降雨の程度による


森林限界 Fair 降雨の程度による


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

春の融雪期に入っています。フェーン現象となった昨日、他地域では大規模な全層雪崩の報告が入っています。妙高山域では報告されていませんが、基本的に同じ積雪コンディションにあると考えてください。降雨が止まっても、全層雪崩の危険はすぐには下がりません。グライドクラックの入った斜面には近づかないように。降雨にはなっていますが、大量の黄砂を洗い流すほどの量ではありません。今日は、きれいにグルーミングされたスキー場のコースで楽しむのが良い選択肢かもしれません。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

グライドクラックの入った斜面には入らないように。また、崖状の地形にある雪ブロックの崩落に警戒を。

点発生湿雪雪崩 Wet Loose snow


ベース画像

急峻な地形に注意を。森の中でも点発生雪崩は発生します。

概要

雪崩


昨日(27日)は、入山者も少なく、山岳エリアでの雪崩の報告は入っていません。

積雪


昨日(27日)は、フェーン現象によって、アメダス関山(350 m)にて14時に25.1℃を記録。融雪が進みました。また、妙高山域の海側では、本日未明から雨(9 mm)となっています。高い気温と降雨によって、継続して融解水が出ています。前線の通過の後、冬型の気圧配置となり、気温が下がる予報となっていますが、全層雪崩の危険はすぐには下がりません。

天候


気象庁は新潟県上越地方に対し、西の風、雨、昼過ぎから時々、曇り、日中の最高気温12 ℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310 m)にて気温7 ℃(4時45分現在)です。

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