妙高 Myoko

200324 06:00

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Fair
森林限界 Treeline Fair
森林帯 Below Treeline Fair 森林帯は上部のみ

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ウインドスラブ Wind slab

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩 Avalanche

昨日(23日)は森林帯にて、複数の全層雪崩(サイズ2)および多数の濡れた雪の点発生雪崩(サイズ1-1.5)が観察されました。

積雪 Snowpack

22日の降雨はハイアルパインでは降雪となっており、10 cm程度の新雪が23日に観察されました。その後の好天をはさみ、23日夕方から渦の通過及び弱い冬型での降雪となっています。この新雪は多様な旧雪面に載っていることを考える必要があります。標高が高い場所では22日の降雪(主にあられ)や滑らかな面を持つウインドスラブや融解凍結層ですし、標高が低いところでは湿ったあるいは濡れた雪面です。

天候 Weather

気象庁は新潟県上越地方に対し、北西の風、後、西の風、雪か雨、昼過ぎから、時々、くもり、最高気温8℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310 m)にて気温-6℃(5時現在)、過去12時間で15 cmの降雪がありました。

行動への助言

新たな降雪で形成したスラブに警戒してください。降雪は北西から西の風の影響を受けており、森林限界付近では既に、発生した際には致命的なものとなりうる規模(サイズ2)のポテンシャルがあります。この新雪は多様なコンディションの旧雪面に載っていますので、不安定性のバラツキがある=安定した斜面のすぐ隣りが不安定性、という状況がありうると考えることが必要です。安全対策で最も有効なのは、斜度を落とし、斜面変化が少なく、地形が積雪を支えるような形状の斜面を選ぶことです。また、小さい雪崩でも致命的な結末を招く「地形の罠」がないか考えてください。走路に点在する樹木はとても危険な要素です。安全な地形を使った原則的なグループマネジメントを忘れずに。