雪崩情報

更新日時: 2020/03/28 05:30

白馬


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高が低いところにおいては、降雨が止まっても、今朝までの降雨と高い気温で生じた融解水が、積雪の強度を下げ続けていると考えることが必要です。グライドクラックや雪シワの入った斜面には近づかない、入らないようにしてください。これらの雪崩は、乾いた雪の面発生雪崩とは異なり、人の刺激による誘発感度は、とても見積もりにくいタイプになります。そのような斜面の下方を通過する時は、素早く、適度な間隔を開けるといった原則的な行動様式をお願いします。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(27日)は真新しい雪崩の観察報告は入っていません。

積雪


南からの暖かい風による高い気温と降雨により、積雪表層は十分に濡れ、またグライドクラックの拡大もしています。

天候


気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり、朝晩、雨か雪、最高気温10℃(標高400 m)を予報しています。白馬山麓(標高700 m)にて気温6.4℃(5時現在)、昨日は15時に12.7℃まで上昇し、今朝までプラス5℃以上の気温が継続し、40 mm近い降雨がありました。

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