白馬 Hakuba

210107 06:00

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Fair 朝の時点での現況。
森林限界 Treeline Fair 朝の時点での現況。
森林帯 Below Treeline Good 朝の時点での現況。

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩 Avalanche

昨日(1月6日)は森林限界付近の北側の風の影響のない、とても急な斜面でサイズ1の点発生雪崩が観察されています。

積雪 Snowpack

年末から続いた一連の降雪による不安定性は概ね解消しています。最近は風の弱い状態での降雪であったため、表層の雪はまだとても軟らかい状態にありました。既に南西の風が入ってきていますので、表層の雪が動き、スラブを形成していくことを考える必要があります。

天候 Weather

気象庁は長野県北部に対し、南の風、日中、やや強く、くもり、昼過ぎから時々、雪、最高気温4℃(標高418m)を予報。また、長野地方気象台は1月7日4時12分、大町・白馬村・小谷村に強風注意報を発表。さらに5時00分には、8日までの期間内に大雪警報を発表する可能性があるとした早期注意情報を発表しています。アメダス白馬(標高703m)にて気温-4.1℃(5時現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

行動への助言

昼頃には強い南寄りの風を伴う降雪が始まることが予報されており、標高が高いところほど、急激に雪崩危険度は高くなるとお考えください。積雪表層は、風で移動しやすい結合力の弱い雪で構成されていますので、ウインドスラブの形成は素早く進みます。また、雪崩危険度だけでなく、今後、暴風雪となることは確実ですので、もし、インシデントが発生した場合、公的な救助は期待できないことも考慮にいれて行動計画を立ててください。森林帯で活動する場合、沢割れやグライドクラックが隠れていることを忘れずに。