雪崩情報

更新日時: 2021/01/22 06:27

かぐら谷川武尊


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高の高い場所の稜線、支尾根直下の極端な急斜面に残るウインドスラブの結合に注意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」に注意してください。また急斜面ではクラックが多数開いているため、降雪で隠されたクラックへの転落にも注意が必要です。標高の低いところでは気温が上昇し、雨が降る予報です。大きな急斜面や積雪の薄い場所からの湿雪雪崩の可能性に注意してください。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(21日)、新しい雪崩の観察は無い

積雪


先日の荒天の降雪が、高い標高帯では30cm以上旧雪の上に載り、風下の稜線や、支尾根直下にウインドスラブを形成している。旧雪との境界面に低密度の層が観察されているが結合は悪くない。また19日に埋没したクラスト周辺に温度勾配が観察されており、今後の再結晶化に注意が必要。

天候


6時現在、アメダス藤原での過去24時間降雪は無い。気温-3.4℃。気象庁の発表では、前線が本州南岸に停滞する見込み。このため山麓では、はじめ晴れる所もあるが次第に曇りとなり、昼前から昼過ぎは雨か雪の降る所がある予報を出している。

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