白馬 Hakuba

210218 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Fair
森林限界 Treeline Fair
森林帯 Below Treeline Fair

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

白馬の谷の北側でより高い危険度

概要

雪崩 Avalanche

昨日(2月17日)は森林帯にてsize 1の点発生雪崩が多数観察されました。これは比較的風の弱い状況で、短時間の多量降雪があったためです。

積雪 Snowpack

白馬の谷の北側を中心に大雪となっており、森林帯では、15日午後の降り始めから100-120cm程度となっています。また、2月15日午前までの降雨の影響は、少なくとも標高1700m付近まで観察されています。その境界面では、現時点では顕著な脆弱性は観察されていませんが、比較的大きめの温度勾配があり、今後、経過観察が必要となっています。

天候 Weather

気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり、時々、雪、最高気温1℃(標高418m)を予報しています。また、長野地方気象台は、2月18日4時9分、白馬村や小谷村に対し、大雪注意報(12時間最大降雪量25cm)を、明日の朝まで、警報から切り替える形で継続で発表しています。アメダス白馬(標高703m)にて気温-6.7℃(5時現在)、過去12時間で5cmの積雪深差を観測しています。

行動への助言

とても危険な雪崩コンディションです。森林帯にいても、自分の上部に大きな発生区がないか、走路となる場所にいないか、などを考えてください。慎重なルート選択と保守的な意思決定が必要不可欠です。とても深い新雪は「地形の罠」の危険をより押し上げます。また、標高の低いところでは、今回の降雪がグライドクラックや沢底の穴などを隠している可能性を忘れずに。経験の浅い方は、スキー場内の管理された新雪を楽しむのに良い日です。