白馬 Hakuba

210219 05:00

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Fair
森林限界 Treeline Fair
森林帯 Below Treeline Fair

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩 Avalanche

昨日(2月18日)は森林帯にて点発生雪崩が観察されています。標高が高いところは、荒天により情報が入っていません。

積雪 Snowpack

15日午後からの一連の降雪は本日未明に概ね収まりました。森林帯上部では120cmを超える降雪量となりましたが、標高が低い範囲における限定的な観察ながら、新雪内に顕著な脆弱性は発見されていません。また、比較的風が弱い状態での降雪となっており、森林帯では顕著なスラブも観察されていません。ただし、アルパインではウインドスラブを形成するに、程よい風が吹いており、警戒を緩めることはできない状態です。

天候 Weather

気象庁は長野県北部に対し、南の風、日中、北の風、くもり、昼前から晴れ、所により朝まで雪、最高気温5℃(標高418m)を予報しています。アメダス白馬(標高703m)にて気温-7.6℃(4時現在)、過去12時間で積雪深差は-1cmです。

行動への助言

標高を上げる方はコンディションをよく理解するため、小さい地形から一日を始めるのは良い選択肢です。表層のスラブの状態を把握するため、安全な場所にある凸状部でのスキーカットなどで確認してみてください。大きな地形には大きな雪崩が発生しうるポテンシャルがあり、現時点で、不確実性は高い状態です。一方、森林限界から下方では「地形の罠」に特に注意してください。深い新雪により、地形の罠が組み合わさると小さい雪崩であっても深刻な状況となりえます。雪崩の危険が低い樹林帯を滑る場合は、仲間とバディを組み、互いの動きを把握できるような行動を考えてください。そして、標高を下げるに従い、グライドクラックが新雪に隠れている可能性や、沢上部方向からの規模の大きな雪崩の危険に曝されていることを忘れずに。地形を上手に選べば、底支えのある深い新雪を楽しめるでしょう。良い一日を。