白馬 Hakuba

210302 05:00

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Fair 今後の降雪降雨に留意
森林限界 Treeline Fair 今後の降雪降雨に留意
森林帯 Below Treeline Fair 今後の降雨に警戒

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

全層雪崩 Glide slab

今後の降雨の警戒

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

湿雪点発生雪崩 Wet Loose snow

今後の降雨に警戒

概要

雪崩 Avalanche

昨日(3月1日)は森林限界付近の北側でスキーカットによる乾いた雪の点発生雪崩が観察されました。また、日射と昇温の影響の強い斜面では、濡れた雪の点発生雪崩が観察されました。また、山中にて大きな雪崩音を聞いているグループがあります。

積雪 Snowpack

森林限界から下部の南側の斜面では、融解凍結の春のサイクルに入っています。昨日の時点では、北側にはまだドライな雪が残っていましたが、標高を上げると過去の強風の影響がとても強く、硬い融解凍結クラストが露出した場所が多くなっています。

天候 Weather

気象庁は長野県北部に対し、南の風、やや強く、後、北の風、くもり、昼前から雨か雪、最高気温15℃(標高418m)を予報してます。アメダス白馬(標高703m)にて気温9.3℃(5時現在)、昨日朝からプラス気温が継続しています。昨日の最高気温は14.3℃(16時)となっています。

行動への助言

標高の低い場所では全層雪崩の危険度が上がっています。既にグライドクラックの入っている場所には十分注意してください。これは山中だけでなく、スキー場内の閉鎖区域等においても同様です。全層が濡れた雪は極めて重く、1立方メートルで400kgを超えます。ですから、たとえば林道法面から小さい雪ブロックが転がってきたとしても、直撃すれば大きな怪我となりえます。自分の上方に常に注意を払ってください。降雨はその後降雪へと変わる予報が出ていますが、降雪が始まっても、すぐには全層雪崩の危険は解消しませんので、下山するまで警戒を緩めないでください。