雪崩ハザード評価の登録

投稿者 黒田 誠

投稿日時:2018/01/05 20:28

エリア白馬 山岳栂池高原 場所後立山前衛

観察日付:2018/01/05


標高250m〜2200m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -4.5(1200hrs / 1830m) 〜


天気

午前BKN 雲量6-9
午後BKN 雲量6-9


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前NW
午後NW


飛雪


気象コメント 上層の雲は薄く、日射の影響は非常にあった。昼頃、一時的に天候が良い時間帯もあった。 高い山の一部では、NW~Nの風による飛雪も時折確認された。


雪崩データ


雪崩などの観察 500m~2400mの急斜面で乾雪点発生雪崩が多数観察された。低標高では、北面のみであるが、高標高では、方位に無関係。自然発生と誘発共に観察。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 放射冷却の影響で、積雪表面は再結晶化が進み、非常に低密度。昨日までの新雪は、北に移動するほど増加し、天狗原周辺で20cm,一難場山で30~40cm。新雪と旧雪の結合は悪くなく、旧雪の沈降は進んでいる。1600m以下の南向き急斜面では、積雪表面は融解再凍結していた。


観察に関わるコメント


北面は標高300mでも非常に滑りやすい良い雪でした。

現地画像

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