雪崩ハザード評価の登録

投稿者 稲垣 力

投稿日時:2019/01/21 01:04

エリア白馬 山岳栂池高原 場所鵯峰周辺

観察日付:2019/01/20


標高1550m〜1750m
同行者長野県山岳総合センターと日本雪崩ネットワーク共催のセイフティキャンプにて


観察データ

気象データ


気温 -2.7(1100hrs / 1750m) 〜


天気

午前X 不明
午後X 不明


降水種類

午前S 雪
午後S 雪


降水強度

午前S2
午後S2


HST


HS Range


風速

午前C 0m/s
午後C 0m/s


風向

午前
午後


飛雪


気象コメント 午後から北東からM 朝時点でS1、その後強まり午後にはS3


雪崩データ


雪崩などの観察 標高1700m北東-南向き凸状斜面にスキーで強く踏み込んで結果無し。標高1600m北東向き約40°の急斜面にてスキーカットの結果、スラフが流れる。


雪崩発生有無 No


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 アラレを含んだ新雪は結束力が弱い。日中の降雪でその量は増え、トータル20cmほどとなった。その下の旧雪は概ね沈降している。南向き急斜面のみ新雪の下に融解凍結クラストが埋没している。総積雪深230cm@標高1700m。


観察に関わるコメント


限定的な行動範囲。雪を運ぶ風の強さの変化と、時間と共に増える新雪量に気を配りつつ行動した。樹木周辺や沢の穴の踏み抜きにも注意。

一覧に戻る

Donation -寄付-

日本雪崩ネットワークは様々な情報を提供するために、日々活動しております。今後も持続し続けて行くためにも皆様のご協力が必要です。