雪崩ハザード評価の登録

投稿者 稲垣 力

投稿日時:2019/04/06 17:18

エリア白馬 山岳栂池高原 場所栂池高原

観察日付:2019/04/06


標高1600m〜1900m
同行者


観察データ

気象データ


気温 0.5(0930hrs / 1800m) 〜 1.4(1250hrs / 1850m)


天気

午前CLR 雲量0
午後CLR 雲量0


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前M 8-11m/s
午後M 8-11m/s


風向

午前W
午後W


飛雪


気象コメント 尾根上ではS。森林限界以上では広範囲で著しい雪の移動が見られるが、夕方にかけて弱まる傾向。


雪崩データ


雪崩などの観察 標高1700m南向き急斜面にて、スキーカットの結果、湿雪点発生サイズ1を誘発。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 HST(一期間降雪)5-15cmは大粒径のアラレが主で、雪粒同士の結合が弱い。風下斜面ではその上にソフトスラブが載り逆構造となっておりバープテストに反応するが、スラブの割れは伝播しない。北向き急斜面以外のHST下には融解凍結クラストがあるが、スキーで容易に踏み抜ける。フットペン40cm。積雪表面~表層は本日の日射と昇温で沈降もしくは融解するが、北向き急斜面ではドライな状態を終日保っていた。


観察に関わるコメント


冷たい風のおかげもあり、北向き斜面では終日快適な滑走が楽しめました。

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