雪崩ハザード評価の登録

投稿者 鳥山 強

投稿日時:2018/01/14 09:29

エリア八ヶ岳 山岳霧ヶ峰 場所三峰山

観察日付:2018/01/13


標高1470m〜1887m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -9.7(1343hrs / 1887m) 〜 -3.5(1040hrs / 1470m)


天気

午前FEW 雲量1-3
午後FEW 雲量1-3


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前S 12-17m/s
午後S 12-17m/s


風向

午前W
午後W


飛雪


気象コメント 午後からSCT


雪崩データ


雪崩などの観察


雪崩発生有無 No


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 積雪深は20~40㎝程度で吹き払い(主に西面)は笹が埋まりきらない。東面も完全には笹は埋まりきっていない。 雪面はクラスト(高度P)が露出し、スキーで踏み抜く厚さ~滑走を支えてくれる厚さまで場所により多様。クラストの下はグランドまで粒度3mm程度のDHが発達し結束性はほとんどない(硬度F)。 クラスト上、所によりわずかに積もる降雪は数㎝程度で、スキーカットでスラブ的に敏感に反応する。


観察に関わるコメント


稜線の東側をつないで滑走は可能。樹林内は笹が埋まりきらないもののクラストを利用してスキー移動は可能。 今後の降雪量、風の影響によっては、クラスト上の積雪に留意したい。

一覧に戻る

Donation -寄付-

日本雪崩ネットワークは様々な情報を提供するために、日々活動しております。今後も持続し続けて行くためにも皆様のご協力が必要です。