雪崩ハザード評価の登録
投稿者 黒田 誠
投稿日時：2018/01/14 14:30
エリア白馬 山岳栂池高原 場所天狗原
観察日付：2018/01/14
標高740m〜2150m
同行者
観察データ
気象データ
気温 -10.2(1030hrs / 2150m) 〜 -7.2(1240hrs / 1590m)
天気
午前FEW 雲量1-3
午後FEW 雲量1-3
降水種類
午前Nil なし
午後Nil なし
降水強度
午前
午後
HST
HS Range
風速
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
風向
午前N
午後N
飛雪
気象コメント VF1800~1900m 稜線には北風による飛雪。 VFの下はS-1
雪崩データ
雪崩などの観察 2100m南東斜面に面発生雪崩サイズ１が自然発生で。2100m~2150m北~北東斜面で面発生雪崩、乾雪点発生雪崩共にサイズ１を複数誘発（Sa,Sc)。2550~2700mの南東および南斜面でサイズ1.5〜2の面発生雪崩が自然発生。2100mi以上の急斜面で乾雪点発生雪崩サイズ１多数自然発生。登高中も風下側の至る所で、1m程度のシューティングクラック。
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
積雪データ
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 0109MFcrの上に80~150cmのHSTが載る。昨夕からの新たな降雪は､風を伴ったもので、風下斜面には硬度1F~4Fのウインドスラブが形成されていた。部分的に硬度P~1Fの古いウインドスラブの上に硬度4F~F+の降雪結晶の層(厚み3~5cm)が載り､その上に新たなウインドスラブが形成されている。そのような場所では、大きく伝播はしないものの人の刺激に反応する。1300m以下の南向きの斜面では既に積雪表面に薄いながらもMFcrが形成されていた。2100mでは0109MFcrが確認できた。
観察に関わるコメント
午前中の限定的な観察。 アルパインエリアは、非常に強い風の影響があったようだ。（写真参照）
現地画像
