雪崩ハザード評価の登録

投稿者 稲垣 力

投稿日時:2020/03/01 18:40

エリア妙高・戸隠 山岳関田山脈 場所関田山脈

観察日付:2020/03/01


標高550m〜1290m
同行者


観察データ

気象データ


気温


天気

午前SCT 雲量4-5
午後SCT 雲量4-5


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前C 0m/s
午後C 0m/s


風向

午前
午後


飛雪


気象コメント 朝は雲量9-10、昼から徐々に晴れてきて、夕方には雲量1-3 早朝は麓でRV


雪崩データ


雪崩などの観察 午後、標高600m付近の南東向き40°の斜面にて、スキーヤーの刺激で湿雪点発生サイズ1を容易に誘発。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 昨晩の雨は標高1100m以下の積雪表面を濡らし(その後早朝までに再凍結)、それ以上の標高では西よりの風を伴った高密度の積雪1-5cmをもたらした。その下層は、北向き急斜面は沈降が進んだ積雪(0224の晴天後に降った雪)であり、日照面ではスキーで踏み抜ける程度の融解凍結クラスト(昨日の日射によるもの)であった。本日午後からの日射と昇温により積雪表面~表層は融解した。上部の東~北向き斜面ではドライな状態を保った。


観察に関わるコメント


上部の北向き急斜面では踏みごたえ抜群の乾いた雪を楽しめました。上部の日照面はいわゆるモナカ雪だったものの、日中の昇温で緩んでからの滑走感は悪くないものでした。

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