雪崩ハザード評価の登録

投稿者 黒田 誠

投稿日時:2021/02/19 21:45

エリア白馬 山岳白馬乗鞍岳 場所親沢周辺

観察日付:2021/02/19


標高850m〜1910m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -6.2(1250hrs / 1910m) 〜


天気

午前FEW 雲量1-3
午後FEW 雲量1-3


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前N
午後N


飛雪


気象コメント 午前中は稜線に雲がかかっていたが、午後には解消。 稜線では終日北〜北西風による飛雪


雪崩データ


雪崩などの観察 2000~2600mSE1/4斜面にサイズ2〜3の面発生雪崩が多数自然発生。1800m北斜面にサイズ1.5〜2の面発生雪崩が自然発生。2000m以上の急斜面に乾雪点発生サイズ1多数。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 15日の雨の影響はおおよそ1900m以下。HSTは70〜140cm。1700m以下ではHST内の温度勾配は大きくなる。HST内には複数の脆弱性がある。↓20~30cmには、1~1.5mmの樹枝状結晶・厚み0.5~1cmの弱層があり、人の刺激で反応する。その下には、複数の再結晶化による脆弱性があるので、以後も観察が必要。日照の影響を強く受ける斜面では、積雪表面にMFcrが形成された。 PF40~80cm。


観察に関わるコメント


結構複雑な状況になってきました。

現地画像

現地画像

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