雪崩ハザード評価の登録

投稿者 渡辺佐智

投稿日時:2018/02/09 14:58

エリア白馬 山岳八方尾根BC 場所八方尾根BC

観察日付:2018/02/09


標高1850m〜2000m
同行者アドバンスセーフティキャンプ、出川あずさ、宝利誠政


観察データ

気象データ


気温 -8.1(0930hrs / 1850m) 〜 -6.9(1020hrs / 1998m)


天気

午前CLR 雲量0
午後CLR 雲量0


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前C 0m/s
午後C 0m/s


風向

午前
午後


飛雪


気象コメント 午後から巻雲が出てきた。 朝から主稜線では飛雪あり。北西の風、飛雪強度M。午後から西寄りの風が出始めた。


雪崩データ


雪崩などの観察 標高2600m、南東、Na、サイズ2.5、同標高にて、東、Na、サイズ2。午後に、標高2500m付近の新しい雪庇から点発生、サイズ1.5。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 八方尾根上は、最近の西風の影響を強く受けており、シュカブラが発達、あるいは融解凍結層が露出している。沢状地形のボトムには、直近の降雪30-40cmが溜まっており、ソフトスラブを形成している。南面においては、そのソフトスラブ内に、まだ十分に焼結が進んでいない箇所が残っており、BTなどで反応した。積雪表層付近には、日射等で形成したと思われる融解凍結層が複数、存在するが、顕著な脆弱性は観察されなかった。また、積雪中層以下は、しまり雪を主体とした密度の高い雪で構成されている。


観察に関わるコメント


現地画像

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