雪崩ハザード評価の登録

投稿者 黒田 誠

投稿日時:2018/02/14 17:46

エリア白馬 山岳白馬乗鞍岳 場所鵯峰

観察日付:2018/02/14


標高1650m〜1950m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -3.4(1245hrs / 1850m) 〜 -4.5(1415hrs / 1800m)


天気

午前FEW 雲量1-3
午後FEW 雲量1-3


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前M 8-11m/s
午後M 8-11m/s


風向

午前W
午後W


飛雪


気象コメント 1500より急速に天候悪化.1600にはOVC。 森林限界以上では,強い西風による飛雪が全ての山域で観察された。樹林帯にも風は下りてきており、雪の移動は活発だった。1500以降は、風向きが南西よりになる。


雪崩データ


雪崩などの観察 1800~2500mで東を中心に180°でサイズ1.5〜2.5の面発生雪崩が複数自然発生していた。大きな雪庇を落としたが反応なし。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 強い西風の影響で、積雪の移動が活発で、広い範囲にウインドスラブの形成が進行していた。昨日までの降雪により積雪は、低密度の層をはさむ形になっており、その低密度な層は未だ樹枝状結晶の形を残すコシマリユキで、テストでは反応が出る。(CTH(SP))。フットペンは40~60cm。南向きの急斜面の積雪表面は、サンクラストを形成。


spin_no

観察に関わるコメント


南斜面のサンクラストは、スキーでは軽く引っかかる程度。

現地画像

現地画像

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