雪崩ハザード評価の登録

投稿者 野高健司

投稿日時:2024/02/21 20:37

エリア八甲田 山岳八甲田山 場所北八甲田BC

観察日付:2024/02/21


標高610m〜1240m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -8.1(1125hrs / 1240m) 〜


天気

午前BKN 雲量6-9
午後OVC 雲量10


降水種類

午前Nil なし
午後S 雪


降水強度

午前
午後S-1


HST1-5


HS Range-300+


風速

午前C 0m/s
午後C 0m/s


風向

午前
午後


飛雪


気象コメント 昼過ぎからS-1、1500以降はS1。


雪崩データ


雪崩などの観察


雪崩発生有無 No


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 主に行動したN面では、厚さ5cmのMFcrの上に昨日の夕方からのHSTが1-3cm載る。その下は、MFcr上に約20cmのDF・RGが載り、境界で再結晶化が見られた。S面でも、↓40cmMFcrと下層のDF・RGの境界で再結晶化が見られ、表層20cmの温度勾配が著しい。(-5.4~0.0℃)その下は0.0℃の等温が続く。思いのほかHSTが少なく雪の移動もわずかだったため、MFcrの露出が多く、ウインドスラブの形成は見られなかった。


spin_no

観察に関わるコメント


行動した全標高(600-1200m)で、スキークランポン無しで登行できるのは緩斜面のみ。HSTがわずかでMFcrの露出も多いため、登行も滑降もシビア。

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