雪崩ハザード評価の登録

投稿者 稲垣 力

投稿日時:2018/03/12 18:50

エリア上信越その他 山岳関田山脈 場所鍋倉山

観察日付:2018/03/12


標高500m〜1250m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -1.0(1100hrs / 950m) 〜


天気

午前SCT 雲量4-5
午後SCT 雲量4-5


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前NE
午後NE


飛雪


気象コメント 朝は麓のみ日が当たるが、徐々に晴れ間広がる。 時おり強度M


雪崩データ


雪崩などの観察 標高700m以下の日照面にて、スキーカットにより湿雪点発生サイズ1-1.5を容易に誘発。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 0309に降った雪は沈降しており、2-10cmほどの深さとなっている。その下に融解凍結クラスト(0308の雨によるもの)があるが、露出している箇所もある。クラスト下は濡れたザラメ。本日の日射と昇温により、標高1000m以下では積雪表面はモイスト~ウェットとなり、特に日照面ではザラメ雪の融解が著しく、雪粒の結合力が非常に弱い状態となった。


観察に関わるコメント


冷たい雲のかかっている山頂付近では、締まったパウダーの滑走が楽しめました。低標高帯の日射の当たる急斜面では、スキーカットで濡れたザラメ雪を落としてから滑走した。

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