雪崩ハザード評価の登録

投稿者 黒田 誠

投稿日時:2017/12/30 17:22

エリア白馬 山岳白馬乗鞍 場所栂池自然園

観察日付:2017/12/30


標高1650m〜1900m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -3.7(1400hrs / 1830m) 〜


天気

午前FEW 雲量1-3
午後FEW 雲量1-3


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前N
午後N


飛雪


気象コメント 高い山に雲がかかる 低標高帯はC。稜線はM~S-NW激しい飛雪。クロスロードの飛雪も激しい。


雪崩データ


雪崩などの観察 1100mS斜面にて、全層雪崩サイズ1自然発生。800~1300mの日照急斜面で湿雪点発生雪崩、自然発生で多数。2400~2600mSE斜面にて面発生雪崩サイズ3がこの数日内に自然発生。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 風でによる積雪の再分配が活発に行われている。風下には、硬度1F~4Fのウインドスラブが形成され、硬度Fの新雪層の上に載っている。新雪の中には、厚み5mm~10mm程度の降雪結晶の層がある地形があり、CTE,SPの結果が出るが、大きく伝播する場所は見いだせなかった。全体的な傾向としては、順調に沈降がすすんでいる。1700m以下の日照方向にある急斜面では、積雪表面が日射によってモイストに、夕刻には再凍結していた。


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観察に関わるコメント


現地画像

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