これは欧米において公的に発令され、利用されている5段階にランク付けされた雪崩危険度の区分です。このような危険度区分がなされた雪崩情報が発信されるには、各地において、統一されたガイドラインに沿って多数の基礎データが採取され、それぞれの場所において安定性評価が行われるなど、しっかりとしたバックボーンがあった後、初めて情報は出せるようになります。日本では、このようにハザード・レイティングされた雪崩情報はでていません。
イ:危険度レベル
ロ:色
ハ:雪崩の可能性
ニ:推奨される行動
イ:低い(LOW)
ロ:緑色(GREEN)
ハ:自然発生の面発生雪崩の可能性はとても低い。
人による誘発の可能性も低い。
スラフのような小さい点発生雪崩の可能性あり。
ニ:行動は一般的に安全。通常の注意事項に気をつける。
イ:中(MODERATE)
ロ:黄色(YELLOW)
ハ:自然発生の面発生雪崩の可能性は低い。
点発生雪崩あるいは人的な誘発による面発生
雪崩の可能性がある。
ニ:ある斜面方位において急斜面で注意が必要。
イ:考慮(CONSIDERABLE)
ロ:橙色(ORANGE)
ハ:自然発生の面発生雪崩あるいは点発生雪崩の可能性がある。
人的な誘発による面発生雪崩が十分に起こりうる。
ニ:より注意が必要。潜在的に雪崩の危険がある区域をよく認識する。
イ:高い(HIGH)
ロ:赤色(RED)
ハ:自然発生および人的誘発による、面発生あるいは
点発生の雪崩がかなりの確率で起こりうる。
ニ:雪崩地形の中で行動することは勧められない。
安全な行動は尾根の風上側、上部に急斜面がない緩斜面など。
イ:極めて高い(EXTREME)
ロ:赤色に黒色の縁(RED with BLACK BORDER)
ハ:多数の自然発生雪崩が起こる。
人的な誘発により面発生雪崩が容易く起こる。
ニ:雪崩地形やその周辺での行動は避けるべき。
雪崩道の堆積区から十分に離れた斜度のない地形に限定すべき。
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