雪崩情報

白馬

2021/03/12 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair 昇温と暖かい南風の影響に留意
森林限界 Fair 昇温と暖かい南風の影響に留意
森林帯 Fair 昇温と暖かい南風の影響に留意

留意すべき雪崩

点発生湿雪雪崩 Wet Loose snow

昇温と暖かい南風の影響に留意

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab

既にグライドクラックの入った斜面および崖などにある落ち残り雪ブロックに警戒

概要

雪崩

昨日(3月11日)はsize 1-2の全層雪崩、size 1-1.5の濡れた雪による点発生雪崩が多数、観察報告されています。

積雪

昨日の昇温と日射の影響で、標高が低い、あるいは南に面した斜面では、積雪表層は濡れ、積雪の強度が下がりました。結果、傾斜の急なところでは点発生雪崩、岩や樹木が露出した極端な孤立した地形などでは、全層雪崩が多数発生していました。標高の高い北側斜面では、雪面は硬く凍結しており、滑落に対する十分な注意が必要です。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北の風、後、南の風、くもり、夜、雨か雪、最高気温15℃(標高418m)を予報しています。アメダス白馬(標高703m)にて気温-1.7℃(5時現在)、昨日の最高気温13.3℃(14時)を観測しています。

行動と地形の助言

昨日以上の昇温が予報されており、その影響による日中の雪の変化に注意が必要な日です。日射がなくとも、暖かい南寄りの風が吹き込みますので、融雪は進み、積雪の強度も低下します。岩の周囲にクラックの入った局所では、標高に依存せず、全層雪崩が発生しうると考えてください。現在、麓ではかろうじてマイナスの気温ですが、標高が高いところでは、既にプラス気温となっています。止まるとき、休憩するときなど、必ず、自分の上方に注意を向けてください。天気は下り坂です。それを考慮した行動計画を。

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