雪崩情報

更新日時: 2019/01/19 04:51

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

新たな降雪によるストームスラブが形成されています。斜度が急激に変化するような場所からの誘発に注意してください。強い西から北西寄りの風により風下斜面の稜線、支尾根直下の急斜面にはウインドスラブが形成されており、誘発に注意が必要です。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」の存在に注意してください。低い標高帯では沢への転落にも注意が必要です。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(18日)、1400m付近の南側斜面にて自然発生の面発生雪崩サイズ1を観察した報告があった。

積雪


南寄りの急斜面では17日の日射の影響によりクラストが形成されており、これらの上に17日午後からの新たな荒天の降雪が30cm、多いところで60cm以上載っているため、境界面および新雪層内の結合に注意が必要。

天候


4時現在、アメダス藤原での過去24時間の降雪が32㎝。気象庁の発表では、冬型の気圧配置が緩み、高気圧に覆われてくる見込み。このため、晴れ朝晩曇りで、朝まで山地を中心に雪の予報を出している。

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