雪崩情報

白馬

2021/03/15 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界 Fair
森林帯 Fair 日中の昇温と日射の影響に留意

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab

既にグライドクラックの入った斜面や落ち残りの雪ブロックに注意

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(3月14日)は日射を強く浴びる急斜面にて、size 1の濡れた雪の点発生雪崩、あるいは多数のスノーボールが観察されました。

積雪

一昨日(3月13日)に森林限界付近の北側で多数の雪崩を発生させていた脆弱性は、解消の方向にありますが、まだ安心できる状態にはありません。また、標高の高いところでは、継続的に強い北西寄りの風が吹いており、表層の雪が移動しウインドスラブを形成しています。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北の風、晴れ、朝晩、くもり、所により朝まで雪か雨、最高気温13℃(標高418m)を予報しています。アメダス白馬(標高703m)にて気温-1.3℃(5時現在)、昨日の最高気温8.8℃(13時)です。

行動と地形の助言

特定の地形に残る不安定性に警戒してください。特定の地形とは、北西の風で移動した雪が堆積する場所、凸状あるいは下支えのない孤立した地形、尾根に形成した雪庇直下などです。地形をよく観察し、上空で吹いている風が標高を下げるに伴い、その地形特徴によって風向を変えながら、斜面の局所にスラブを形成させていることを見抜いてください。また、形成から時間が経過したウインドスラブは硬度を上げるため、その硬い雪面状況によって安心感を与えますが、積雪を支えないような地形特徴があれば、雪崩は誘発しえます。一方、標高を下げると、昇温と日射の影響で融雪は進んでおり、グライドクラックや沢割れなどへの警戒が必要です。北部では現時点で少し降雪が残っていますが、天気は回復の方向です。原則的なグループマネジメントを大事にしつつ、良い一日を。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。