雪崩情報
妙高
2019/01/19 07:00
雪崩危険度と傾向

標高帯 | 信頼度 | コメント |
---|---|---|
アルパイン | Low | |
森林限界 | Fair | |
森林帯 | Fair |
留意すべき雪崩
ウインドスラブ Wind slab




























留意すべき雪崩
ストームスラブ Storm slab





































概要
雪崩
昨日(18日)は荒天であるため、山に入る人と行動範囲が限られたため、真新しい雪崩の発生報告は入っていません。
積雪
17日午後から18日に掛けてもたらされた荒天の雪は、森林帯で40 cm程度となっています。この雪は、日射や昇温の影響のある斜面では、融解凍結層の上に載っています。また、標高が高いところでは強い西風の影響を受けて、スラブを形成しています。
天候
妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて、過去12時間で17cmの降雪があり、気温は-8℃(5時45分現在)です。気象庁は新潟県上越地方に対し、西の風、やや強く、雪、昼前から、くもり、最高気温6℃(標高13m)を予報しています。
行動と地形の助言
強い西風によって形成されたウインドスラブに警戒してください。ウインドスラブは、地形と風の相互作用で多様な場所で形成します。風がどのように地形の上を流れ、どこから雪を削り取り、どこに堆積させているのか、周囲をよく観察してください。風の影響がなく、極端な地形変化のある場所などを避け、斜度をやや落とした斜面であれば、ドライな雪を安全に楽しめるはずです。視界が悪い時は自分の上方に存在しうる雪崩発生区に警戒を。まとまった雪は降りましたが、まだ標高が低いところは雪不足です。沢割れや穴などに十分注意してください。良い一日を。