雪崩情報

白馬

2021/03/22 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low 降雪量が不確実
森林限界 Low
森林帯 Fair 昨日のまとまった降雨の影響に留意

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab

既にグライドクラックの入った斜面及び落ち残りの雪ブロックに警戒

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

昨晩からの降雪で形成したスラブ。

概要

雪崩

昨日(3月21日)は降雨のため、山岳域に入る人がほとんどいなかったため、真新しい雪崩の情報は入っていません。標高の低いところではグライドクラックの拡大が観察されています。

積雪

麓では、昨日19時の時点で降り始めから40mmというまとまった降雨となりました。結果、グライドクラックが開いている場所では、そこから雨が流れ込み、積雪底部の融雪が進み、不安定化していると考える必要があります。気温はやや低下しましたが、積雪底部の濡れた状態はすぐには凍結しないため、標高の低い場所では、全層雪崩に引き続き、十分な警戒が必要です。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり、時々、晴れ、所により、雪か雨、最高気温10℃(標高418m)を予報しています。アメダス白馬(標高703m)にて気温1.1℃(5時現在)、昨日の最高気温13.3℃(13時)です。

行動と地形の助言

春と冬が同居している日です。標高の低いところでは、昨日のまとまった降雨がグライドクラックの入った斜面を不安定化させています。谷筋などに入った際は、常に、自分の上方にそのような斜面がないか気をつけてください。一方、アルパインでは、極めて強い北西の風を伴いながら、降雪となっています。この降雪で形成したストームスラブに警戒してください。降雪量に関して、現時点で不確実性が高いため、その量と風の影響を観察しながら行動してください。地形を使ったグループマネジメントを忘れずに。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。