雪崩情報

更新日時: 2021/03/26 06:00

妙高


アルパイン Low 日中の降雪に留意


森林限界 Low 日中の降雪降雨に留意


森林帯 Fair 日中の降雨に留意


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

高い気温の日が続いており、麓ではすっかり春モードですが、アルパインはまだ冬の様相です。冷たい強めの北西風が吹いており、今後、多少の降雪も予想されていますので、標高を上げる方は、その気象状況に注意を払ってください。小さい雪崩であっても、その滑り面は硬いこともあり、滑落するように流されることもあります。また、「地形の罠」が下方にあれば重大な結末となりえます。標高の低いところでの融雪は急速に進んでいますので、今後の降雨の状況と合わせ、グライドクラックや沢割れなどに警戒してください。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

日中の降雨に注意

概要

雪崩


昨日(3月25日)はsize 1.5の全層雪崩が観察されています。

積雪


アルパインの北側には以前の雪がドライで残っていますが、他は春の融解凍結サイクルとなっています。グライドクラックは拡大しており、落ち残りの雪ブロックなど、森林帯上部まで全層雪崩の危険は高まっています。

天候


気象庁は新潟県上越地方に対し、西の風、後、北西の風、くもり、昼前から昼過ぎ、雨、最高気温12℃(標高13m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温1℃(5時現在)です。

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